エシカルレザーブランド6選やエシカル消費なヴィーガンバッグなど


エシカルレザーのバッグを探しているけれど、どこのお店で買えるの?
今回はそんなみなさんのために、エシカルレザーを扱うブランドを6つ紹介します。
今回紹介するエシカルレザーを扱うブランドは、「エシカルな暮らし」「LIFE IS A JOURNEY!」「LOVST TOKYO」「CACTUS TOKYO」「PLASTICITY」「LIFESTYLIST」の6つです。
■ この記事で分かること ■
- エシカルレザーを扱うブランド6選
- ヴィーガンバッグ(レザー)とは
- エシカル消費に貢献できるエコバッグとは
もともとエシカル商品は値段が高く、売れるのか懸念されていました。しかし、SDGsが世に浸透してきた昨今では「エシカルであることがビジネスの前提」へと変化しています。
ぜひ、お気に入りの一軍バッグかつ、環境に優しいエシカルなバッグを見つけてくださいね!
エシカルレザーを扱うブランド6選


普段使いのバッグもエシカルなものを選びたいな。でも、どこのお店で買えるの?
ここでは、エシカルレザーを扱うブランドを6つ紹介します。
6つのエシカルレザーを扱うブランドは、「エシカルな暮らし」「LIFE IS A JOURNEY!」「LOVST TOKYO」「CACTUS TOKYO」「PLASTICITY」「LIFESTYLIST」です。
- エシカルな暮らし:日本最大級のエシカルショップ!
- LIFE IS A JOURNEY!:個性的な柄物がお好きな方へ
- LOVST TOKYO:廃棄のりんごを使用したアップルレザーの製品が特徴
- CACTUS TOKYO:サボテンレザーのグリーンバッグが可愛い
- PLASTICITY:廃棄されたビニール傘から作られたアイテム
- LIFESTYLIST:トルコ西部のオーガニックコットンを使用したバッグの形がユニーク!
環境に良い素材や廃棄される素材の再利用はもちろん、私たちの手に届くまでの配送や梱包資材にもエシカルであることが意識されています。
オーナーさんや運営者さんのエシカルや製品への想いにも注目しながら見てみてくださいね、
エシカルな暮らし
「エシカル消費」と聞くと、ハードルが高いと感じる人も多いかもしれません。
しかし、このサイトではエシカルな商品を気軽に手に取ってもらえるよう、Instagramでもエシカルを重点においた心地良い暮らしのヒントを発信。
エシカルに対する敷居を低くしようと取り組んでいます。そして現在は日本最大級のエシカルショップにまで発展。
例えば、オーガニック食品、フェアトレードのコーヒー、再生素材を使ったファッションアイテムなど、ライフスタイルに取り入れやすい商品が多数そろっています。
また、配送にはカーボンニュートラルな仕組みを採用しており、環境負荷を抑えられるのも魅力です。
エシカルを身近なものにすることで、より多くの人が環境や社会に優しい選択をしやすくなります。
身近なアイテムから、エシカルな暮らしを始めてみるにちょうど良いお店です。

プレゼント選びにも最適なサイトですね!
LIFE IS A JOURNEY!(ライフ イズ ア ジャーニー)
世界一周旅行を経験したご夫婦が旅先で見つけたエシカル商品を買い付け、販売するエシカル商品のセレクトショップです。
ブエノス・アイレスで誕生したPlanar「プラナー」というリサイクルレザーを用いたレザー商品がカラフルでデザイン・機能性ともに抜群。
バッグや財布だけではありません。キッチン用品やお茶・石鹸など多彩な商品を取り扱っています。
商品それぞれの説明も充実。世界中の生産者さんの想いや文化が感じられる商品ラインナップです。
LOVST TOKYO(ラヴィストトーキョー)
アップルレザーを中心としたヴィーガンレザーブランドを展開。
これまではイタリア産のアップルレザーを用いて商品を作っていました。青森県産の廃棄のりんごを使った国産アップルレザー「aplena」を開発。
ビジネスからプライベートでも使えるシンプルでおしゃれなデザイン性のあるバッグが魅力です。
CACTUS TOKYO(カクタス トーキョー)
CACTUS TOKYOの商品はサボテン由来のレザーから作られています。
CACTUS TOKYOの想いに共感した革職人さんとタッグを組み、丹精込めた製品が日々生み出されています。
本革同然の柔らかくなめらかな手触りと、高級感のある見た目が特徴。水分を弾くため、汚れやシミが付きにくく、擦り傷にも強い丈夫な素材です。
バッグの裏地もリサイクルボトルから作られた生地を採用。
配送時の梱包資材もプラスチックを使わず再生可能な資材を利用しており、私たちの手元に商品が届くまでを意識したエシカルブランドです。
PLASTICITY(プラスティシティ)
PLASTICITYは、リサイクルや分別が難しいとされるビニール傘の大量廃棄問題に着目し、サステナブルなアイテムを展開するエシカルブランド。
廃棄されたビニール傘を再利用しているため、防水性に優れ、デザイン性と機能性を兼ね備えた製品が特徴です。
また、購入後1年間は無償で新品交換または修理対応を行っており、長く使える仕組みを提供しています。

ビニール傘から作られている=水に強いウォータープルーフなのも丈夫でうれしいポイント!
LIFESTYLIST(ライフスタイリスト)
トルコ西部のオーガニックコットンを使用したバッグの形がユニークで、最先端!
革やオーガニックコットンなどの加工過程や、その後に流れる水に至るまで、公式HPでSTORYをアップされているのが推しポイント。
エシカルブランドは、透明性を意識されているところが多いなと感じます。
私は、長時間歩いても疲れないよう、持ち手が長めのバッグが好みなので、持ち手の長いデザインが販売されると嬉しいなと思っています。

エシカルなプレゼントを選びたい場合はこちらの記事もご覧ください♪
ヴィーガンバッグ(レザー)とは

私たちが一般的にイメージするレザーバッグは牛革などの動物由来の素材で作られていることがほとんどです。
しかし、動物愛護や環境保護の観点から、動物由来のレザーを使用し続けることにはエシカルな視点で疑問が残ります。
そこでSDGsやエシカルな点で注目されているのがヴィーガンレザーを使用したヴィーガンバッグ。
ヴィーガンバッグとは、ヴィーガンレザーという、合成皮革・人工皮革・植物皮革で作られたバッグのことです。
今回はエシカルの観点から特に注目されている植物皮革で作られたヴィーガンバッグとは何かについて紹介していきます。
ヴィーガンバッグ(レザー)の原料

植物由来の素材や原料にはどんなものがあるの?
植物由来の素材や原料とは何なのか、それだけではピンとこないかも知れません。
下記のようなものがあり、食べ物の廃棄部分を活用するものが多いです。
■ 原料 ■
- りんご(アップルレザー)
- きのこ(マッシュルームレザー)
- サボテン
- パイナップルの葉
- コルク
- ココナッツ
- ぶどう
ヴィーガンバッグ(レザー)のメリット
■ メリット ■
- 環境に優しい素材で作られている
- 汚れや水濡れに強い
- 軽量性に優れている
植物由来の素材・原料は基本的に廃棄する部分を活用しているため、環境に優しいです。
そして、汚れや水濡れに強いのもうれしいポイント。少し水に濡らしたハンカチで拭いた後に乾いたハンカチなどで拭き取るだけでOK。
ヴィーガンレザー専用のクリームは販売されていますが、本革で使う防水スプレーも基本的には必要ありません。
ヴィーガンバッグ(レザー)のデメリット
■ デメリット ■
- 本革に耐久年数が劣る場合がある
- 経年変化を楽しめない
素材によりますが、2〜6年の耐久年数であることが多いです。
そして、残念ながら、本革特有の使い続けて味が出てくる経年変化を楽しむことはできません。
ただし、耐久年数に関しては、サボテンの素材であれば10年くらいの耐久性があると言われており、技術の進歩により改善が進んでいます。
さらに、新しい原料を使ったヴィーガンバッグの開発も進んでいます。牛革などの動物由来のレザーより、植物由来のヴィーガンバッグ(レザー)が主流になる日もやってくるかも知れませんね。

先程も紹介した「LOVST TOKYO」のアップルレザーのバッグも普段使いしやすくておすすめですよ。

エシカル消費に貢献できるエコバッグとは

私たちが一番身近に取り入れられるエシカル消費の一つはお買い物時のエコバッグの持参ではないでしょうか。
SDGsでも私たちが身近にできることとして、買い物時にエコバッグを持参し、プラスチックバッグを買わないようにしているという人も多いはずです。
エコバッグを持って買い物をすることでプラスチックバッグの削減に貢献できることは事実です。
しかし、エコバッグを持つことでエシカル消費に100%貢献できているというわけではありません。
なぜなら、エコバッグ自体の製造過程や仕入れ方法によっては、エシカルに反することを行っている場合もあるからです。
エシカルに貢献できるエコバッグとは、適正な労働環境で生産され、環境負荷が少なく、長く使えるものを選ぶことが重要です。
例えばエシカル消費とは言えないエコバッグには下記のような問題があります。
■ エシカルではないエコバッグの特徴 ■
- 生産における低賃金など労働環境の問題
- 素材・原料の調達方法
- 生産や輸送時の環境への配慮
- 耐久性が弱い・長く使えないなど
- マーケティングの問題

「グリーンウォッシュ」といって、企業イメージのためにエシカルではない部分を隠して販売する行為も問題視されています…。
そのためエシカル消費に貢献する場合には、エコバッグがどうやって作られているのかにも目を向ける必要があります。

商品がエシカルであること証明するために、生産工程などを詳しく紹介するのは企業にとっても「透明性」「信頼性」において重要ですね!
エシカルなエコバッグを扱うブランド
エシカルなエコバッグを扱う日本の主要ブランドを3つ紹介します。
どれも環境に配慮されているだけでなく、使いやすさなどの機能性も抜群です。
■ エシカルなエコバッグを扱うブランド ■
- MOTTERU(モッテル):2024年にグッドデザイン賞を受賞
- ETHICALTOMMORROW(エシカルトゥモロー):折りたたんで持ち運びやすく、大容量
- KIND BAG(カインドバッグ):カラフルなデザインと幅広の持ち手で使いやすさ抜群
エコバッグは必要なときにサッと取り出せて使うため日常使いのバッグと合わせて第二のバッグでもあります。
エシカルでかつ、自分に合ったサイズや使いやすさなどを考慮して素敵なサブバッグを探してみてくださいね。
まとめ

- エシカルレザーを扱うブランドは、「エシカルな暮らし」「LIFE IS A JOURNEY!」「LOVST TOKYO」「CACTUS TOKYO」「PLASTICITY」「LIFESTYLIST」
- ヴィーガンバッグとは、ヴィーガンレザーという、合成皮革・人工皮革・植物皮革で作られたバッグのこと
- エシカルに貢献できるエコバッグとは、適正な労働環境で生産され、環境負荷が少なく、長く使えるものを選ぶことが重要
今回の記事で紹介したような、エシカルブランドから購入することは、地球のためを想うブランドを応援することにも繋がるため、ただの消費ではないアクションだなと感じます。
大前提として、買ったものはなるべく長く使うこともまた、エシカルな行動。
そして、エシカルレザーの商品を新たに買うだけでなく、セカンドハンド(中古品)を上手に活用していくこともおすすめですよ。
バッグだけでなく、サイズアウトしやすい子ども服なども古着を活用・応用していくことができます。
「断捨離」と言って、クローゼットの空いたスペースに、また物を買い足すなら、結局消費社会を助長してしまっていると思うから。
最後に私がエシカルに目を向けるきっかけとなった本もご紹介します。
今回の記事がエシカルバッグを選ぶ際の参考になれば幸いです。