環境に優しい洗濯洗剤でよく落ちる安いおすすめ3選!日本製や市販で買えるものなど


エシカルな洗濯洗剤って、どんなものがあるだろう?

私たちが普段使っている洗濯洗剤との違いは…?
よく落ちるのかしら?
今回は、「環境に優しい洗濯洗剤で、よく落ちるおすすめ商品3選」や「洗濯洗剤の選び方」、「サステナブルとエシカルの違い」などを説明します。
環境に優しい洗濯洗剤とは、天然由来成分が配合された、環境に優しい洗濯洗剤は、環境だけでなく、赤ちゃんや敏感肌の方にも優しい商品です。
おすすめしている3つの洗濯洗剤は、よく落ちると評判の良い商品なので、安心してくださいね。
- 海をまもる洗剤/Save the Ocean
- ヤシノミシリーズ/サラヤ×セブン&アイ
- 激落ちくん/LEC(レック)
この記事を読んで、心地良いところから「エシカル消費」を実践していきましょう!
目次
環境に優しい洗濯洗剤でよく落ちるおすすめ3選

環境に優しい洗濯洗剤で、よく落ちるおすすめ商品を3つ紹介します。
- 海をまもる洗剤/Save the Ocean
- ヤシノミシリーズ/サラヤ×セブン&アイ
- 激落ちくん/LEC(レック)
それぞれどんな企業・商品なのか、順番に紹介していきますので、選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
Save the Ocean:海をまもる洗剤
1つ目は「海をまもる」洗濯洗剤。クリーニング店が開発した、環境にもお財布にも優しいエシカルな洗濯洗剤です。しかも、よく落ちると評判!
先ほど紹介したRSPOクレジット認証も取得しており、1リットルにつき10円を、WWFジャパンに寄付しています。
また、公式HPでは洗濯以外の活用方法も提案。薄めて使うことで、キッチンやフローリングなど、家中の掃除にも活用できて便利です。

たくさん洗剤を買わなくてすむので、お財布にも優しい
上に、洗剤の置き場所にも困らなくていいわね!

サラヤ×セブン&アイ:ヤシノミシリーズ
続いては、サラヤとセブン&アイグループの2つの企業が共同企画した、「セブンプレミアム ライフスタイル」の「ヤシノミ洗たく洗剤」と「ヤシノミ柔軟剤」です。
サラヤの地球環境に配慮した商品をセブン-イレブンやイトーヨーカドーなどの身近な店舗で販売することで、エシカル消費を実践できる機会を提供。
これをコンセプトとして、2020年から共同企画を開始しました。
2023年10月にパッケージをリニューアルし、販売が開始され、詰替え容器は紙パックを採用し、プラスチック削減を実現しています。
レック(LEC):激落ちくん 無添加 液体 洗濯せっけん
最後に紹介するのは、白いスポンジでみるみる汚れが落ちる「激落ちくん」の洗濯洗剤バージョン。
米ぬか由来成分配合の無添加洗剤で無香料。合成洗剤を使いたくない赤ちゃんの肌着や敏感肌の方の衣類を洗うのに最適。

「激落ちくん」のラインナップが豊富なのは知っていたけれど、環境に配慮された成分の洗濯洗剤があるなんて知らなかった!
少ない量で洗えるコンパクトタイプですが、約20回分(水量30Lの場合)とたっぷり使え、ドラム式洗濯機にも使用可能です。

環境に優しい洗濯洗剤について知ろう

ところで、環境に優しい洗濯洗剤がどんなものなのか、分からないという方のために、簡単に説明しますね。
天然由来成分が配合された、環境に優しい洗濯洗剤は、環境だけでなく、赤ちゃんや敏感肌の方にも優しいのでおすすめです。
通常の洗濯洗剤との違いや、選び方のポイントもぜひ参考にしてみてくださいね。
環境に優しい洗濯洗剤とは
「他の洗濯洗剤と、具体的にどう違うの?」と思う方もいるのではないでしょうか?
洗濯洗剤には、「水」と「油」のように本来混ざり合わないものを混ざるようにする、界面活性剤というものが使われています。
この界面活性剤のおかげで、汚れを落とすという役割を果たしています。洗濯洗剤での界面活性剤には、以下の2種類があります。
- 天然由来成分
- 合成界面活性剤
この合成界面活性剤が多くの洗濯洗剤に使用されており、高い洗浄力と泡立ちの良さが特徴である反面、分解されにくいのが難点。
ただし、洗濯はほぼ毎日行うもの。家庭排水やマイクロプラスチックの排出により、少しずつ水質汚染に繋がり、海の生態系の生息を脅かしています。
「水質汚染を改善しよう」と注目されているのが、天然由来成分が多く配合された「エシカルな洗濯洗剤」というわけなんです!
選び方のポイント
続いて、環境に優しい、エシカルな洗濯洗剤をどうやって選べばよいか、選び方のポイントを3つご紹介します。
- 植物由来のもので作られているかどうか
- 環境に優しい認証マークがあるかどうか
- 容器が紙製やリサイクルパッケージかどうか
エシカルな洗濯洗剤を見つけるための、最初のポイントは、植物由来のもので作られているかどうかです。
100%天然由来成分や有機栽培の植物成分などの表示があるかチェックしてみましょう。「オーガニック」という言葉にも注目してみるといいですよ。
環境への配慮だけでなく、高い安全性を誇りますので、敏感肌の方や赤ちゃんの衣類を洗濯する場合にも最適です。
次に、環境に優しい認証マークがあるかどうかもポイントの一つです。洗濯洗剤を選ぶ際にこの認証マークもチェックしてみましょう。
エコマーク
エコマークは、公益財団法人日本環境協会が実施する事業。
私たちが使う様々な商品には「生産」から「廃棄」にわたるライフサイクルがあります。
ライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品につけられるラベルです。
RSPOクレジット認証
RSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil)とは、2004年に設立された国際NPO法人。
RSPOクレジット認証取得には、まず認証を受けた農園や搾油工場で作られたパーム油をメーカーが取り扱い、流通加工を行います。
それによって生産された商品を「サプライチェーン認証(SCCS認証)」をメーカーが受けます。
これにより、RSPOの認証マークを製品に表示することができるのです。
植物原料の一つであるパーム油は、日本ではまだ馴染みがないかもしれません。
しかし、SDGsやフェアトレードの観点からも、農園や生産者の労働を守ることに繋がり、今後普及していくでしょう。
また、環境に優しい洗濯洗剤とは、中身の成分のことだけではありません。普段使っている洗剤の容器がリニューアルしたことはありませんか?
再生可能なプラスチックボトルや紙の詰替え容器など、容器にも環境に配慮した工夫がされています。みなさんのご家庭の洗剤もぜひチェックしてみましょう。
サステナブルとエシカル消費の違い
以下の記事では、「サステナブル」「エシカル(エシカル消費)」「エコ」「SDGs」について、紛らわしい言葉のニュアンスや、意味の違いなどを分かりやすく解説しています。
エシカル消費は今後も市場規模を拡大していく
エシカル消費は、今後も市場規模を拡大していくとみられています。

洗濯洗剤以外の「エシカル消費」についても知りたいわ。
エシカル消費は洗濯洗剤などの日用品だけではありません。食品やファッション業界でも顕著に拡大すると試算されています。
例えば、日経ビジネスでは、2023年に食品におけるエシカル消費について、その市場規模の大きさを下記のように示しています。
4502億ドル(約63兆円)──。これは中国の調査会社QYリサーチと、日本のグローバルインフォメーションがはじき出した2023年時点のエシカル食品の世界市場規模だ。今後も成長を続け、30年には7294億ドル(約102兆円)に達する見通し。日本だけでも30年には6兆円規模となる見込みだ。
引用 日経ビジネス

とても大きな金額…!エシカル消費は、世界中で注目されているのね!
他にも、生産者の労働を守るフェアトレード商品の購入も、エシカルに関連しています。
エシカルな「食器用洗剤」について知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね♪
今後は今まで以上に、「エシカル」という言葉が、当たり前になりそうですね!
まとめ

- 環境に優しい洗濯洗剤で、よく落ちるおすすめ商品は、「海をまもる洗剤/Save the Ocean」、「ヤシノミシリーズ/サラヤ×セブン&アイ」、「激落ちくん/LEC(レック)」の3つ
- 天然由来成分が配合された洗濯洗剤は、環境だけでなく、赤ちゃんや敏感肌の方にも優しい商品
- 「サステナブル」は持続可能な社会を目指す取り組みのことで、「エシカル」はその達成のための人や社会・環境に配慮した消費活動のこと
今回は、「環境に優しいエシカルな洗濯洗剤のおすすめ商品3選」や「洗濯洗剤の選び方」、「今後のエシカル消費について」などを紹介しました。

エシカルと聞くと、環境に優しいというイメージが先行するかもしれません。しかし、お肌にも優しい商品やよく落ちる商品も増えてきました。
よく落ちる洗濯洗剤じゃないと、よく落ちるものに買い替えたり、再度洗濯して二度手間になったりと、本末転倒ですもんね。
「なんとなくで洗濯洗剤を選んでいる」という方は、ぜひお使いの洗濯洗剤の成分表示などを一度見てみてくださいね!
そして、なるべくパッケージも環境に優しいものをチョイスしたいので、量り売りなどがある場合は、容器を持参して、そちらを利用するとさらに良いですね。
洗濯洗剤だけにとどまらず、エシカル消費や環境に優しいは、今後もますます身近になっていくでしょう。
みなさんも、環境にも、自分自身にも優しい生活を、心地良いところから始めてみましょう!