サステナブルとエシカル消費とエコとSDGsの違い!エシカル消費とは簡単に説明

この記事に辿り着いてくれた、SDGserさん（私が勝手に「SDGs」に関心がある方々をそう呼んでいます）！

今回は、「サステナブル」「エシカル（エシカル消費）」「エコ」「SDGs」について、紛らわしい言葉のニュアンスや、意味の違いなどを分かりやすく解説します。

どれも、似ている考え方なので、混同してしまうのも無理はありません。では、それぞれの意味には、どのような違いがあるのでしょうか？

「サステナブル」「エシカル」「エコ」「SDGs」それぞれの違い

全てを一気に変えるのは難しいので、心地良くて、幸せを感じる塩梅で、エシカル消費やエコな行動ができれば良いですね♪

サステナブルとエシカル消費の違い

近年、環境に配慮した意味でも普及しつつある「エシカル」という言葉。「エシカルブランド」や「エシカル消費」などの言葉で使用されていますよね。

「エシカル」という言葉を聞いたときに「サステナブル」や「SDGs」という言葉を思い浮かべた方もいるのではないでしょうか？

たしかに、どれも聞いたことがあるわ。

どう違うのかしら？

同じような場面で使われる言葉なので、違いが分かりにくいかもしれません。

サステナブル（Sustainable）＝「持続可能な」「ずっと続けていける」という意味の言葉sustain（持続する）＋able（〜できる）＝Sustainable（サステナブル）

「サステナブル」は持続可能な社会を目指す取り組みのことで、「エシカル」はその達成のための人や社会・環境に配慮した消費活動のことです。

サステナブルとエシカルはどちらも、「環境や人に配慮し、長く安定的な未来を目指すための考え方」という点では同じです。

しかし、サステナブルの方が、ものづくりなども含めた広い範囲を意味しており、より大局的な見方。

エシカルは、私たちの日々の生活に関わる消費活動のことなので、サステナブルやSDGsを実現するための、一つの方法・手段とも言えるので、その点が違いとして挙げられます。

「エシカルグッズやエコグッズを選ぶこと（＝エシカル消費）が、サステナブルな世界の実現のための行動」というふうに言えると思います。

ここでは、この２つの具体的な違いを見ていきます。

サステナブとエシカルには、それぞれ下記の違いがあります。

	直訳	意味
エシカル	倫理的な	人・社会・環境に配慮した消費活動のこと
サステナブル	持続可能な	持続可能な社会を目指し、達成のための具体的な取り組みのこと
SDGs	持続可能な開発目標	SDGsとは、達成に向け、2030年までに取り組むべき具体的な目標のこと