手ぬぐいは使い方次第でおしゃれなキッチンの手拭きやインテリアに大活躍!アレンジ方法も


手ぬぐいが家にあるけれど、活用法がわからない…。
手ぬぐいを上手に活用したい方は必見!この記事では、「手ぬぐいの活用法」や「頭・首元に巻く方法」などを紹介していきます。
手ぬぐいの使い方には、「調理の際に使う(こす、じゃがいもの皮むきに使うなど)」「ふく」「しく」「包む」などがあります。
タオルの代用品として手ぬぐいを使えば、洗濯物が減り、環境にもやさしいです。家事の時間も減るので、一石二鳥。
その他にも、バンダナ代わりに頭に巻いたり、保冷剤を包んで首に巻いたりと、たくさんの活用法が!

私が実際に使用して、使いやすかった手ぬぐいはこちらです。
国産で安心なのはもちろんのこと、白色なので、色々な場面で使えます。
手ぬぐいを上手に使いこなすことで、キッチンに立つ時間が、より快適で、楽しくなるはずです。
目次
手ぬぐいは使い方次第でキッチンで大活躍!

手ぬぐいは、薄く乾きやすいという特徴があるので、衛生的です。キッチンでいろいろな使い方ができて、便利ですよ。
キッチンでの手ぬぐいの使い方は、調理の際に使う(こす、さらす、水切り、蒸すなど)、水滴などをふく、水切りかごの下や食器の下にしくなどです。
私も手ぬぐいで、主婦力をアップさせました♪それぞれの使い方について解説していきます。
調理の際に使う
調理の際に使う例としては、「こす」「さらす」「水切り」「蒸す」「皮むき」などがあります。
こす
かつおやいりこでおだしをとるとき、手ぬぐいを使ってこすと便利ですよ。
さらす
さらし玉ねぎなどを作るときに、手ぬぐいがあると便利。スライスした玉ねぎを水にさらし、手ぬぐいで包んだら、流水の下でもんで、水気をしぼると、辛みが抜けます。
水切り
豆腐やヨーグルトなどの水分の多い食材の水切りにも使えますよ。
手ぬぐいで包んで重しをしたり、手ぬぐいをざるなどにしいたりして、食材の余分な水分を抜くのに使います。
蒸す
蒸し器の蓋に巻いて使ったり、蒸し器にしいて食材がくっつくのを防いだりします。
蒸し器の蓋に手ぬぐいを巻かないと、蓋についた水滴が落ちて食材を濡らし、ベチャベチャになってしまいます。
また、もち米などを蒸すときに、手ぬぐいをしいておくと、蒸し器にくっつかず、手ぬぐいごと持ち上げてそのまま取り出せるので便利です。
皮むき
じゃがいもの皮むきに使うという裏技も!素手でむくよりもスルッとむけるし、熱さを緩和してくれるので、毎回使っています。
調理道具として使う場合は、新しい手ぬぐいから使いはじめたいと思うはず。しかし、買ったばかりの手ぬぐいには、生地にのりがついています。
のりがついた状態では、ゴワゴワして吸水性も悪いので、使う前にぬるま湯などにつけ、優しくもんでのりを落としてから使いましょうね。
さらに、使い始めたばかりの手ぬぐいは、染料がしみ出て色移りすることがあるので、ほかのものと一緒に洗うのは避けましょう。
何度か洗うと、余分な染料が落ちます。色落ちが落ちついてきたらほかのものと一緒に洗ってもOK。
私が実際に使用して、使いやすかった手ぬぐいはこちらです。
こちらの手ぬぐいであれば、白色・無蛍光なので、色移りも気にせずに済みます♪無蛍光なので、赤ちゃんの肌にも安心して使えますよ。
手ぬぐいは使い込むほどに柔らかくなり、味が出て使いやすくなりますよ。
ふく
「手ぬぐい」の名前の由来は手を「拭う(ぬぐう)」こと。手ぬぐいの使い方としてまず思いつくのは名前のとおり手をふく、汗を拭う(ぬぐう)ことでしょう。
タオルやハンカチのような使い方が基本です。キッチンのタオルかけに手ぬぐいを使ってみましょう。
濡れてもすぐに乾くので、雑菌が繁殖しにくく衛生的です。湿ったタオルが苦手な方は手ぬぐいに変えてみるのがおすすめです。
昔からの手ぬぐいは切りっぱなしで生地が重なっていないため、水分が抜けやすく乾きやすいのです。

タオルよりも薄いので、洗濯物が減りました。
タオルの代用品として使うだけでもエコ!
お料理中エプロンなどの腰に引っ掛けておけば手ふきとしてすぐに使えますし、薄いので邪魔になりにくいですよ。
手ぬぐいは食器をふくのにも便利です。毛羽立ちしないのできれいにふけます。
濡れてきたら代えられるよう何枚か用意しておくと良いでしょう。
使い終わったらサッと広げてかけておけばすぐに乾きます。薄いので収納場所もとりませんよ。
台ふきとして使っても良いですね。食器ふきや台ふき用なら、三尺手ぬぐいを半分のサイズにカットすると使いやすいでしょう。
しく
洗い物のときに水切りかごの下に手ぬぐいをしいておくと、水が飛び散るのを防ぎ、周りが濡れません。
食器棚に手ぬぐいをしいて、滑り止めのマット代わりにも。色柄を変えて、ときどき交換してあげると衛生的ですし、簡単な模様替えにもなって、気持ちもスッキリします。
目隠しやほこり防止
台所が小物でごちゃごちゃしているとき、さっと手ぬぐいをかけて目隠しにもできます。
かごや小物入れにかぶせておけば、ホコリがかぶるのも防いでくれますよ。
のれんやカフェカーテンのように、棚などの目隠しとして使うこともできます。お好みの柄の手ぬぐいなら、台所もお気に入りスペースにできますよ。
ぜひ、キッチンの片付けや収納に、手ぬぐいを取り入れてみてくださいね。
その他の活用法
- キッチンでお料理をするときに身に着ける(エプロン代わり)
- お弁当やペットボトルを包む
- カトラリーケースとして使う
- おしぼりとして使う
→メニューに合わせて、和柄やモダン柄など選ぶのも良いですね! - たたんだ手ぬぐいを、鍋つかみや鍋しきとして使う

手ぬぐいは汎用性が高いから、一つあると便利かも!
様々な活用法を紹介しましたが、手ぬぐいはキッチン以外でも、洗顔の際に使用したり、プレゼントを手ぬぐいで包んで贈ったりと、汎用性が高いのが特徴です。
手ぬぐいを頭や首元に巻く方法

手ぬぐいには頭や首元に巻く、かぶるといった、身に着けて使う使い方もあります。
例えば、お祭りのときのねじりはちまきや、野良作業の日よけ、剣道の面下などには昔から手ぬぐいが使われました。
手ぬぐいは身に着けるときに、ねじったり、巻き付けたりと使い方によって自在にあつかえる優れもの。
ここでは、実用的に身につけたり、ファッションとして身につけたりする方法をお伝えします。
頭
手ぬぐいは、三角巾やバンダナ代わりに巻いて、髪をまとめるのに使えます。好みの柄や結び方をアレンジすればおしゃれに決まります。
手ぬぐいで頭を覆うようにかぶるのも、汗や髪が落ちるのを防いで衛生的です。バーベキューなど屋外で活動する際の日よけ効果もありますよ。
首元
おしゃれな男友達に「京都のお土産何がいい?」と聞くと、「手ぬぐい!」という返事が返ってきました。
一瞬、「え?手ぬぐい?」と思いましたが、その人曰く、首に巻くとおしゃれなんだそう。
京都で、おしゃれな手ぬぐいを探すうちに、手ぬぐいの魅力に取り憑かれてしまいました(笑)
首元に手ぬぐいを巻くと、おしゃれのため以外にも、次のような実用的な使い方ができます。
手ぬぐいに保冷剤を包んで、首に巻いて暑さ対策に。汗も吸ってくれますし、乾きも早いので、夏場はありがたいアイテムに早変わりします。
寒い冬は、ストールやマフラー代わりに手ぬぐいを首に巻いて保温することも。手ぬぐいなら厚みがないので、動いても邪魔になりません。
注意点としては、調理中は、端までしっかり巻き付けること。
手ぬぐいを首からたらしたままだと、食材に触れて不衛生だったり、引火の危険もあったりするからです。
手ぬぐいのおしゃれな使い方

手ぬぐいは、おもてなしの場に華を添えたり、ラッピングに使ったり、お出かけのときに使ったりと、たくさんの使い方があり、贈りものとしても重宝します。
ここでは、手ぬぐいをおしゃれに使う使い方を紹介します。
- 頭や首に巻く
- テーブルクロスやランチョンマットの代わりとして使う
- 手ぬぐいをたたんで、カトラリーケースにする
- ナプキンの代わりとしてお客さんに出す
- タペストリーのように壁にかけてお部屋のインテリアとして使う
- お土産やプレゼントを贈る際、風呂敷(ふろしき)代わりに使う
- お弁当やペットボトルを包む
- かごバッグの目隠しとして使う
- リボンのように結んで飾る/バッグに付ける
- 赤ちゃんのお口ふきやスタイ代わりに使う
- プレゼントとして贈る
風呂敷(ふろしき)代わりに使う
風呂敷(ふろしき)代わりに包んで送ると、ラッピングとして使い終わったあとも、手ぬぐいとして使えるので良いですよね。
お弁当やペットボトルを包む
手ぬぐいでお弁当を包む場合、三尺手ぬぐいであれば、半分に折ると包みやすいサイズになります。
冷やしたペットボトルを手ぬぐいで包むと、水滴を吸ってくれます。バッグに入れても濡れませんし、取っ手のように結ぶと、持ち運びにも便利です。
スタイ代わりとして使う
赤ちゃんのお口ふきやスタイ代わりとして使うこともできます。手ぬぐいは素材が木綿なのでお子さんのお肌にも安心!
ベビースタイは、形がシンプルなので、手ぬぐいを使って手作りするのも良いですね。

息子がうまれた際、母が手ぬぐいで作ったスタイをプレゼントしてくれました。
使いやすくて、かわいかったですよ!
プレゼントとして贈る
手ぬぐいは、色柄豊富、使い勝手も良いので、プレゼントするのも良いですね。
よく使うお店のお年賀や会社のご挨拶で、手ぬぐいやタオルをもらったことはありませんか?私はたくさんあります(笑)
江戸時代に、歌舞伎役者が手ぬぐいをごひいきのお客さんに配ったのがはじまりと言われ、感謝の気持ちを表す贈りものでした。
また、自分の家紋やトレードマークを染めた手ぬぐいを贈ったことから、手ぬぐいは歌舞伎役者の名刺の役割も果たしていたそうです。
今でも、お店や会社の名称を入れた手ぬぐいやタオルを、お年賀やご挨拶に配るのは、このような日本特有の慣習によるものなんですね。
ただし、手ぬぐいは手巾(てぎれ)とも言い、語呂から「縁切り」の意味にもなるため、相手によっては、贈るのを控えた方が良いかもしれません。
手ぬぐいは日本らしさがあり、かさばらないので、海外の方へのお土産としても喜ばれるでしょう。
プレゼントするときは、贈る人のことを考えて、ステキな色柄の手ぬぐいを選びたいですね。活用法もあわせてお伝えすると親切です。
まとめ

- 手ぬぐいはキッチンで、調理の際に使う(こす、さらす、水切り、蒸すなど)、水滴などをふく、水切りかごの下や食器の下にしくなどの使い方がある
- 手ぬぐいを頭や首元に身に着ける使い方もできる
- 手ぬぐいは、おもてなしの場に華を添えたり、ラッピングに使ったり、お出かけのときに使ったりと、たくさんの使い方がある
手ぬぐいは、昔から日本にあるものですが、普段使わないという方も多いはず。
しかし、この記事で紹介したたくさんの活用法を実践すれば、主婦力がアップすること間違いなしです!
最近では、日常使いできる色柄の手ぬぐいがあり、専門店だけでなく百円ショップでも手に入るので、より身近なものになりました。
タオル代わりに使用すると、洗濯物が減り、環境にやさしい&家事も減るので、ぜひ使ってみてくださいね♪