チヂミやビビンバ、チゲスープ、トッポギなど、韓国料理には美味しいものがたくさんありますよね。
辛さや酸味があるもの、濃い味付けのものが多い韓国料理はご飯やお酒が進みますね!
美味しい韓国料理に欠かせないのが、韓国ならではの調味料です!
韓国は「ジャン(醤)」という伝統的な発酵調味料が味の基本で、代表的なものに「カンジャン」「テンジャン」「コチュジャン」の3種があります。
他にも、みんなの舌を喜ばせてくれるさまざまな調味料が揃っていますよ。
今回は調味料一覧を味噌、醤油、唐辛子粉、油、料理用ソースの5つのカテゴリーに分けてご紹介!
この調味料さえあればお家でも本格的な韓国料理を味わえます!ぜひ、今回紹介する調味料一覧を参考にしてくださいね!
韓国の調味料一覧を紹介
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韓国には日本とは少し違ったさまざまな調味料がありますが、みなさんはどれくらい知っているでしょうか?
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コチュジャンは知ってるけど調味料の詳しいことはわからないなぁ。
1、2種類の調味料しか知らないから他にも知りたい!
韓国は「ジャン(醤)」という伝統的な発酵調味料が味の基本で、代表的なものに「カンジャン」「テンジャン」「コチュジャン」の3種があります。
これらの代表的な調味料をベースに、他にも料理が美味しくなるたくさんの調味料がありますよ。
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ちなみに、ジャン(醤)とは大豆や麦などの穀物を発酵させ、ペースト状にした調味料の総称のことですよ!
今回は、韓国料理に欠かせない魅力的な調味料を一覧でご紹介!
ただ、たくさんありすぎると調味料の一覧を見てもどれがいいのかわからなかったり、迷ったりしますよね。
そんな方のために、わかりやすく5つのカテゴリーに分け、特に試してほしい調味料を紹介していきます。
- コチュジャン
- テンジャン
- サムジャン
- クッカンジャン
- チンカンジャン
- ヤンジョカンジャン
- 志立の韓国産唐辛子粉
- チョンジョンウォンの唐辛子粉
- オットギのごま油
- オットギのエゴマ油
- ヤンニョムソース
- チャプチェソース
- ダデギ
調味料一覧の中のものを実際に使用して、美味しい韓国料理に挑戦してみてください!
味噌
コチュジャンは韓国の代表的な調味料の一つで、唐辛子味噌のことを言います。
赤唐辛子、米、麹、塩を混ぜ合わせて発酵し、熟成させて作られるコチュジャンは鮮やかな赤色が特徴です。
辛味と甘みのある調味料で、コチュジャンを加えるとコクがプラスされますよ!
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麻婆豆腐にコチュジャンを加えると味に深みが出て美味しさが増すのでおすすめです!
中華料理にも合うなんて韓国の調味料最高!
テンジャンは味噌の一種で、韓国の代表的な調味料の一つです。韓国の家庭料理には欠かせません!
日本の味噌と大きくは変わらないですが、作り方や風味が異なります。
日本の味噌は米や麦を加え、発酵させて作りますが、テンジャンは大豆と塩のみで長期間発酵して作ります。
日本の味噌よりも濃厚で、独特な風味が特徴的。煮込むほど味に深みが出るので、チゲやスープ、鍋などに使うのがおすすめです!
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サムギョプサルやポッサムを食べるときに使用する調味料で、辛味もありつつ甘みが強いのが特徴です。
野菜との相性が良く、コチュジャンよりも甘みがあるので、野菜嫌いのお子さんもサムジャンと食べるといいかもしれません!
サムジャンは、味噌、砂糖、にんにく、ごま油などから作ることができます。
お家でも作れるので、時間があるときには手作りをしてみてはいかがですか?
醤油
100%大豆のみを使用。塩分含有率が高いため、塩の代わりに使用することもあります。
色は薄めで、日本の薄口醤油と似ていますよ。
汁物や和物など、素材本来の色を残しつつ、味を整えたいときにおすすめです!
クッカンジャンと比べて塩分が少なめで、甘みがあり色が濃いのが特徴的です。
熱を加えても味の変化が少ないため、加熱料理に向いていますよ。
日本の濃口醤油のような感じで、料理への活用度が高いでしょう。
微生物による自然発酵や長期熟成によって、深い味わいと香りが良いことが特徴の醤油です。色はチンカンジャンと似ていますよ。
そのままの風味が良いので、熱を加えない料理やソースで使用してみてください。
少し甘めで、刺し身の醤油としてもおすすめです!
唐辛子粉
原産国が韓国なので、しっかり韓国の唐辛子を味わうことができますよ。
細挽きと粗挽きがあり、用途によって使い分けることもできます。
スープやチゲなど、水分が多く味の濃い料理には細挽き、キムチ作りや炒め物には粗挽きを使用するのがいいでしょう!
種を取り除いていることによって、比較的辛さが抑えられている粉唐辛子です。
チョンジョンウォンの唐辛子粉にも細挽きと粗挽きがありますが、キムチ用の唐辛子もありますよ。
「キムチ作りをしてみたい」という方はぜひ使用してみてください!
辛味が強すぎない唐辛子で、一味や七味とはまた違った味わいを楽しめます。ただ、唐辛子なので使いすぎには要注意です!
油
特におすすめしたいのが、オットギのごま油です!
オットギとは韓国の大手食品会社で、韓国では知らない人がいないほど有名です。
日本のごま油も美味しいですが、オットギのごま油は香ばしい香りが強く、料理のアクセントとして使えば美味しさがワンランクUPしますよ!
日本のごま油と食べ比べしてみるのもいいですね。
エゴマ油もオットギの商品です。韓国ではごま油と同じくらい人気で、よく使用されています!
エゴマの種子から作られるエゴマ油は、ビタミンEやオレイン酸が含まれていて栄養価が高く、体に良いですよ。
エゴマ油はごま油と違って熱に弱いので、ナムルなどの和え物やドレッシングなどで使用してみてください。
サムギョプサルをエゴマ油と塩で食べると最高に美味しくなるのでおすすめです!ハマること間違いなし!
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料理ソース
老若男女に人気なヤンニョムチキンをお家で楽しめるソースです!
コチュジャンや醤油、にんにくで作られたヤンニョム。ヤンニョムの甘辛い味付けは癖になりますよね!
ヤンニョムソースがあれば絡めるだけなので、お家で簡単に作ることができます。
チキンだけではなく、炒め物や他の食材と和えるなど、さまざまな使い道がありますよ。
簡単にチャプチェが作れるソースは、忙しいときにぴったりです!
お子さんが喜ぶ、少し甘めでご飯が進む味付けになっています。好きな野菜をたっぷり入れて作ってみてくださいね。
チャプチェソースを使えば、韓国に行きたくなるかもしれません!
タデギは味付け味噌のことです。万能調味料で、どんな料理にも役立つタデギを常備していると便利ですよ!
コチュジャンなどに比べると、少ししょっぱいのが特徴です。スープや麺類でよく使用されていますよ。
お好みの量で辛さを調節しながら食べてくださいね。
普段の料理にタデギを加えて、いつもとは違う味わいを楽しんでみてもいいでしょう!
韓国の調味料はなぜ辛い?
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おすすめの調味料をご紹介する前に、ここでは韓国の調味料がなぜ辛いのかを解説します!
韓国料理と言えば、やはり辛さが特徴的ですよね。韓国の調味料を見ていると、赤くて辛いものが多いと思います。
辛いけど美味しい調味料は、いかにして生まれたのでしょうか。
韓国の調味料が辛いのは、長期保存ができ、体を温める唐辛子の導入が大きく関係しています!
調味料の歴史まで知っていると調味料の使い方も変わってくるかも?!
また、辛いものが大好きな方のために、辛さの強い調味料もご紹介します。「激辛がいい!」という方はぜひ、試してください!
調味料が辛い理由
韓国は冬がとっても寒い国です。寒い冬を乗り切るためには、食材の長期保存が重要になってきます。
そんな韓国に(16、17世紀頃)唐辛子が導入されました。
唐辛子の効果
- 防腐作用で長期保存が可能
- 発酵を促進させる性質を持っている
- 体を温める効果が期待できる
唐辛子には防腐剤の効果が期待でき、食材を腐敗から守ることができるため、長期保存が可能に!
また、辛い唐辛子は体を温める効果も期待できるため、冬が寒い韓国ではとてもありがたい食材として使われるようになっていったそうですよ。
唐辛子が導入されるまでは黒こしょうや生姜で辛さを出していました。
しかし、長期保存や血行促進をしてくれる有能な唐辛子が辛さのメインとなり、食文化が大きく変わりってきたそうです。
ただ唐辛子を使用するだけではなく、さまざまな調味料や香辛料と組み合わせてコチュジャンなどの新たな調味料ができました。
このように有能な唐辛子の導入は大きな影響を与え、韓国の辛いという食文化を生み、広まっていったんですね!
辛すぎる調味料
驚くほど辛いけど、旨味もしっかりある調味料を2つ紹介します。
ただ、辛い調味料を食べるときは食べ方や量に気を付けるようにしてくださいね。
真っ赤な色をしていて、見ただけで辛さが伝わってくるほどです!
辛さを求めている方や、韓国本場の辛さを味わいたい方にはぴったりかも知れません。
とっても辛い調味料なので、そのまま食べたり、大量に食べたりしないように注意してください!
普通のコチュジャンでは辛さが足りないという方に、激辛コチュジャンをおすすめします。
一般的なコチュジャンよりも30%辛いとか。辛さに強い方はお試しください!
ただ辛いだけではなく、旨味もある激辛コチュジャンになっていますよ。
韓国の調味料おすすめ3選
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ぜひ試してほしい、おすすめの韓国調味料を3つご紹介します!
おすすめの韓国調味料は、「ダシダ」「イカナゴの魚醤」「酢コチュジャン」です。
日本ではあまり馴染みがないかも知れませんが、おすすめの調味料を使うことで料理の幅が広がるでしょう!
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ネットやスーパーでも購入できますよ!
お家で気軽に、韓国本場の味が楽しめるのはありがたい!
今日の料理からおすすめの調味料を取り入れてみてはいかがでしょうか?!
ダシダ
ダシダは、韓国で基本調味料として使用される粉末状の調味料です。日本のだしの素や鶏がらスープの素のような感じに似ていますよ。
韓国で親しまれている出汁で、牛骨のエキスに玉ねぎやにんにくなどを配合しています。
スープや炒め物、チャーハンなどのさまざまな料理に使用できる万能調味料と言えるでしょう。
イカナゴの魚醤
初めて聞いたという方もいるかも知れません。日本ではあまり馴染みがないイカナゴの魚醤ですが、韓国では親しまれている調味料です。
イカナゴを原料としているイカナゴ魚醤は、癖が強くなく、優しい味わいをしていますよ。
ナンプラーのように使うことができ、炒め物などにイカナゴの魚醤を加えることで旨味がグッとUPします!
酢コチュジャン
伝統的な調味料であるコチュジャンに、酢を合わせた酢コチュジャンはさっぱりとした調味料になっています。
コチュジャンの甘みと酢の酸味が絶妙で、さらに韓国料理を楽しめますよ!
茹でた野菜やお肉、刺し身などに合うので、ぜひ酢コチュジャンを取り入れてください。
まとめ
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- 韓国は「ジャン(醤)」という伝統的な発酵調味料が味の基本で、代表的なものに「カンジャン」「テンジャン」「コチュジャン」の3種がある
- 韓国の調味料が辛いのは、長期保存ができ、体を温める唐辛子の導入が大きく関係している
- おすすめの韓国調味料3選は、「ダシダ」「イカナゴの魚醤」「酢コチュジャン」
今回は、韓国の調味料を一覧でご紹介しました。一覧の中で気になる調味料はありましたか?
いつも作る炒め物やスープに加えるだけのものや、絡めるだけでよいものもあり、簡単に試せすことができます!
また韓国の調味料を取り入れることで、一気に料理の幅も広がり、いつもとは違う味を楽しめるのがいいですよね。
今回紹介した一覧の中以外にも、さまざまな調味料があります。辛さだけではなく、旨味もある韓国の調味料をぜひ使ってみてください!
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