※この記事は、2024年2月時点の情報を記載しています。
![ライター:YURI](https://mutinoti-0423.com/wp-content/uploads/2022/12/7-150x150.png)
私はマレーシアに長期間住んでいた経験があり、もっとマレーシアを知って欲しいという思いからこの記事を書くことにしました。
アジア旅行人気ランキングトップ3に入ってこないマレーシア…。
しかし、1957年の国交樹立よりもっと前から親交がある親日国。
現在マレーシア在留邦人は2万6千人、一般財団法人ロングスティによると日本人が2週間以上滞在したいランキング14年連続1位(2020年4月現在)の国です。
実は魅力に溢れる国ですのでオススメの旅行スポットや教育移住、マレーシア料理などたっぷりとご紹介させてください。
ぜひ旅行、移住、料理について親日国の一つ、マレーシアをもっと知りましょう!
あなたが旅行や移住で訪れた時に、ここで得た情報をきっかけに会話が弾み現地の方も喜んでくれることでしょう。
マレーシアへ旅行するならここ!
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本章ではマレーシアの旅行先として人気のクアラルンプール、マラッカ、ペナン島、ランカウイ島、コタキナバルとそのオススメの旅行エリアをご紹介します。
マレーシアは日本から首都のクアラルンプールまで飛行機の直行便で7時間ほどで行くことができます。
2017年には日本と外交樹立60周年を迎えました。
そのように親交が深く、また親日であることは私自身も現地生活で実感していました。
年間平均気温は28℃。雨季はありますが、日本のように一日中降り続くことはありません。
またマレーシアは、世界で一番高級ホテルが安い国と言われているので、旅行先のラグジュアリーホテルに宿泊するというのもいいですね!
首都「クアラルンプール」
・ピンク色で彩られた通称ピンク・モスク
プトラジャヤ湖に映ったモスクの様子は、とても美しく見る価値ありです。
・ツインタワー
マレーシアと言えばというシンボルでよくお土産にもデザインが使用されています。
・バティック雑貨
バティックとはろうけつ染で作られた布です。
コットンや絹などの布地に模様を書いて蝋(ろう)で染める箇所染めない箇所をわけて染色します。
これらの小物や洋服はとても人気で、バティック染体験ができる施設もあります。
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・スカイミラー
セランゴールという場所にあり、プロカメラマンによる撮影+船代でRM120でできます(約3600円)。
・アロー通り
アロー通りという屋台通りはクアラルンプール旅行には外せないローカル通り!
中華料理、シーフード、サテーという焼き鳥の屋台、フルーツなどいっきにローカルフードを楽しめます。
オランダ風の街並みが魅力的な「マラッカ」
・約4000年前にオランダ人が創った街がオールドタウンとして残っていてオランダ風の街並みを楽しめます。
・日本とゆかりのある話、フランシスコザビエルとヤジロウの話を一つ↓。
鹿児島に生まれたヤジロウは、日本で罪を犯し、ポルトガル船に乗ってマラッカへたどり着きます。懺悔の思いを抱えたヤジロウは、マラッカでフランシスコ・ザビエルと出会い、セントポール教会で洗礼を受けました。日本人初のカトリック信者となったヤジロウは、1549年、ザビエル一行をともなって日本へ布教の旅に出ます。ザビエルが日本での布教を決意したのは、ヤジロウという存在があったのです。
懺悔の気持ちを持って猛省したヤジロウの存在が、私たちが教科書で学んだザビエル来日につながっていたというのは歴史の裏話ですね!
・ポルトガルの末裔がつくったクリスタン料理もマラッカで食べられるローカルフードです。
アートで有名な「ペナン島」
・世界遺産地区ジョージタウン
世界中から商人が訪れ、この町に住むようになり、アジアやヨーロッパの文化が融合する町となりました。
アートの町としても知られ、壁画アート9か所、コミカルなアイアンアートが52か所、人気の撮影スポットで立体的な作品が多くあります。
アートと一緒に自分も撮影すると絵と一体化したような不思議な見栄えになるのだとか!
・極楽寺
縁結びの神様がいるパワースポット。
毎年、中国暦旧正月の前後1ヶ月間、美しくライトアップされる光景は非常に美しいです。
・バトゥ・フェリンギビーチ
白砂の美しいビーチですが、海の透明度は低いためシュノーケルなどには適していません。
パラセイリングやウインドサーフィンなどマリーンスポーツが充実しています。
・ペナン国立公園
モンキービーチ、ウミガメ保護区のタートルビーチがあります。
お酒を飲むなら「ランカウイ島」
99の島からなりたっているランカウイ島。旅行先としても人気です。
マレーシアは酒税が高いのですが、この島だけは酒税がかからないので安くお酒を飲むことができます。
ユネスコの世界ジオパークに認定されており、太古から続く自然が保護されていて、マングローブ林でのアクティビティも楽しめます。
・パンコール島とパンコール・ラウ島
手つかずの自然、エメラルドグリーン海、昔ながらの漁村。
パンコール・ラウ島は小さく、宿泊ゲストのみが滞在できる1島1リゾートという贅沢さ!
・ティオマン島
アメリカ映画「南太平洋」で、伝説の島「バリ・ハイ」として描かれているのは、この島。
透明度の高い海でダイビングを楽しめます。
ティオマン島 チェラティンビーチ
広いビーチになっていて10〜2月の波が高い時期はサーファーに大人気です。
・レダン島
遠浅の白浜ビーチ。子どもたちも安心して遊べるビーチ。
海の透明度はマレーシア屈指と言われています。
モンスーンの時期(11~3月)は島全体がクローズすることもあるので最新情報を確認しましょう。
・チェンドルビーチ
6~9月にかけてアオウミガメが産卵に訪れる、自然豊かな場所です。
海が綺麗な「コタキナバル(ボルネオ島)」
・マンタナニ島
海の透明度が高くカヤックに乗るとまるで空を飛んでいるかのような美しい写真を撮ることができます。
・ラヤンラヤン島
世界トップ10ともいわれるダイビング・スポット。
ハンマーヘッドシャーク、バラクーダ 、マンタ、ギンガメアジ などを見ることができます。
モンスーンの影響で11〜2月は閉鎖しています。
・キナバル公園
富士山よりも高い、標高4095.2mの霊峰キナバル山。
そのふもとは面積754k㎡にもおよぶ広大な世界自然遺産になっていて、数千種もの多様な動植物が生息しています。
マレーシアは観光も教育移住も魅力的!
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↑ランカウイ島の写真
マレーシアの観光旅行の魅力をお伝えしてきました。
でも実は観光旅行に訪れる人だけでなく、母子留学など教育移住をする日本人が増えているのをご存知でしょうか?
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『ヒル先生、「思考は現実化する」って本当ですか?』という本の著者、市居愛さんやキーボーディストの辻利恵さんなど、マレーシアに移住した日本人が多いです。
冷暖房がいらず、自然の風だけで一年中快適に暮らせることで、健康にも良いそうですよ!
英語環境がアジアではトップクラス
マレーシアはイギリスの植民地時代があったため、英語も日常的に使われています。
実際に、誰に話しかけても英語がほぼ通じ、カタコトで通じるので観光で訪れる場所としても安心です。
そんなマレーシアのアジアでの英語力は、シンガポール、フィリピンに次いで3位で世界的には22位(日本は49位)のレベル。
マレーシアは観光をしに訪れるだけではなく教育移住する親子が増えていることをご存知でしょうか。
学費が抑えられることも魅力的で、日本でインターナショナルスクールに通学させようと思うと年間学費は少なくとも200万円くらいかかるのが水準だと思います。
しかし、マレーシアではインターナショナルスクールの年間学費が50万円ほど〜300万円ほど。学費の幅が広く、日本よりも安く通学させることができる点が魅力です。
また、スクールバスも通っているので、子どもを一人で歩かせる心配もありません。
もしあなたが下記のような考えを持ったことがあるなら、マレーシアでの教育移住は選択肢の一つとしてオススメです。
- 多様性(ダイバーシティ)の時代だからこそ、我が子にはさまざまな価値観や環境に小さい頃から触れて欲しい
- 英語だけではなく、中国語も同時に身に付けさせたい
- 子どもが日本の人間関係に馴染めていない
- 日本にいると集団圧力で子どもの個性が伸び悩むことが心配
- 経済的懸念から英語力向上の支出を抑えながらも留学はしたい
- 気候が安定した環境でのびのびと育てたい
- なんとなく海外に出てみたい気持ちは昔からあったけど、親日国で物価が高すぎない国に住んでみたい など
マレーシアは子どもに対しても寛容であり、ラグジュアリーなレストランに行ってもベビーチェアが置いてあるほど。
物価も日本より少し安い程度ですし、日本の調味料なども手に入るので生活をまるっきり変えなければならない心配もありません。
マレーシアで教育移住するにはどうしたらいいのか?
教育移住するにあたって、最大の目的であるインターナショナルスクール選びは大きく分けて2つあげられます。
1つは、留学エージェントを通して紹介をしてもらう方法です。
現地の情報を持っているエージェントにお願いすることで、入学手続きの他に、VISAの発行手続きなどもサポートしてくれるので安心です。
2つ目は、自分で探し直接学校とやりとりをする方法です。これは英語力のある保護者の方向けです。
探し方は、既に教育移住されている方が書かれているブログ記事があるので、そちらを参考に学校を選択したりなどしましょう。
入学手続き、学費振り込みやVISA発行手続きなども全て自分で行います。
ちなみに母子留学する際は、子どもはビザ(学生ビザ)を取得、子ども1名に対して保護者一人は「ガーディアンビザ(保護者ビザ)」を申請する必要があります。
これによって、子ども一人につき保護者一人が帯同できる形となっています。
住居に関しては、現地のエージェントに連絡を取る形となりますが、日系不動産会社もあるので日本語でやりとりも可能です。
実際に、渡航が決まり物件探しや現地の生の情報を得るのであれば、現地在住の日本人の方とコニュニケーションを取り色々と教えてもらいましょう。
現在では多くの教育移住者が、X(旧Twitter)やInstagramなどSNSを活用し、実際に現地在住の日本人の方とコニュニケーションを取って情報を得ていますよ。
マレーシアで母子留学をする際の注意点
ここまで見ると、良いことばかりのマレーシア母子留学ですが、残念ながらデメリットもあります。
- 誘拐事件
- 日本語能力の低下
- 転校する人が多い
誘拐事件
マレーシアでは、大多数は子どもが大好きで寛容、公共の場所で子どもが騒いでいてもどこ吹く風、といった様子です。
しかし、子どもの誘拐事件も多数発生しており子どもを守る意識、注意は常に必要です。
以前、日本人の女の子が帰宅中にマンション内のエレベーター前で誘拐されかける事件が起きました。
偶然、観光で来馬していた元ボクサーの祖父が反撃し犯人から守れた、ということがありマレーシアに住む保護者は誰もが知っているくらい有名な事件です。
日本でも何も事件がないわけではないので、子どもを守る意識は同じように必要だと思います。
しかし常に子どもにフレンドリーにしてもらっていると、それに慣れてしまってどうしても人を信用してしまいがちですよね。
もしもあなたが教育移住をしたら防犯の意識は高く持ちましょう。
日本語学力の低下
海外の環境にいるということは、保護者と家庭内で日本語を使用していても、日本語力は低下しがちです。
年齢が低いほど、英語の方が慣れ親しんでしまうので日本語の習得には苦労するでしょう。
また日本の習慣に触れる機会も減ってしまうのでしつけに悩む親御さんもいらっしゃいます。
学校や担任の先生による面もあると思いますが、日本との習慣の違いはこのようなことがあります。
・授業中にお菓子やご飯など飲食は自由
・授業中に友だちと会話していても日本ほど注意をされることは少ない
転校する人が多い
日本では親の転勤以外で転校することは少ないですが、マレーシアでは転校する生徒も一定数いると心に留めておきましょう。
というのも、マレーシアのインターナショナルスクールではプロモーション期間などがあり、学費面やスクール運営でより興味深い学校があれば転校させるという流れが普通なのです。
これにより、例えば進学校の生徒がまとめてそうではないのびのびとした校風のスクールに転校してしまう。
そして進学校から来た生徒が成績優秀者ランキングや運動大会の上位を占めてしまう、ということも起こるというので驚きですよね。
そういった面でも留学する際は、できるだけ現地のリアル情報をSNSなどで得る方がオンタイムの校風を知ることができて良いでしょう。
マレーシアの食べ物は何がある?4大料理をご紹介
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マレーシアの食べ物には4大料理と言われるものがあります。
こちらではマレーシア料理、中華料理、インド料理、ニョニャ料理についてご紹介します。
マレーシア料理
ココナッツミルクを使った、少しピリッとした味が特徴です。
サテー、ナシゴレン、ナシレマ、チキンカレー(カリアヤム)などの食べ物があります。
イスラム教徒が7割を占めるマレーシアでは、ハラルというイスラム教徒の人向けの調理法により料理に豚肉や酒は使われていません。
中華料理
19世紀に渡ってきた中国移民によって中華料理や発展した食べ物が豊富にあります。
マレーシアで食べる中華料理はリーズナブル且つ美味しいお店が豊富です。
朝からやっているので朝食には中華料理、という人も多い人気料理。
バクテー、チキンライス、マレーシア風おでんの他、パンミー、チャークイテオなどの麺料理もあるので日本で食べる中華料理とはまた違った味を楽しめそうですよね。
インド料理
19世紀にインド移民が持ちこんだ料理。バナナリーフカレー、タンドリーチキンなどカレー料理がありマレーシア国民に大人気の食べ物です。
その他、ロティチャナイ、クレープのような生地でできたトーサイ、スパイスのきいた炊き込みご飯のブリヤニ、テタレ、ナシカンダーなどがあります。
ニョニャ料理
中国から移り住んだ男性が現地の女性と結婚し生まれた子孫の女性を「ニョニャ」と呼ぶことにルーツを持つこちらの食べ物。
ココナッツミルクやハーブ、豆腐、干し椎茸などの中国食材が使われているのが特徴。
揚げてカリッとしたフライの中にエビや野菜、卵焼きなどを入れたた前菜のパイティや、マレーシア版のかまぼこのオタオタ、えびとパイナップルの煮込み料理などがあります。
4大マレーシア料理はいかがでしたでしょうか?観光や移住でマレーシアにいらした際はぜひ、色々な料理を楽しんでくださいね。
まとめ
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- マレーシアの旅行先として人気のクアラルンプール、マラッカ、ペナン島、ランカウイ島、コタキナバルとそのオススメスポットを紹介
- マレーシアの英語力は、アジア3位!日本より安くインターナショナルに通えるという点でも、母子留学をする教育移住者が増えている
- マレーシアの4大料理はマレーシア料理、中華料理、インド料理、ニョニャ料理
ここまでお読みいただきありがとうございます!マレーシアについてかなり知識が増えたと思います。
あなたが興味を持ったのは旅行、留学、教育移住、料理のどれでしょうか?
日本から首都クアラルンプールは飛行機の直行便で7時間なので、まだ訪れたことがない方はぜひ旅行の選択肢の候補としてご検討ください。
きっとこの広がる自然はあなたに癒しを与え、この多様な文化や景色はあなたに新しい刺激を与えてくれることでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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