副業や在宅ワークで耳にするwebライターという仕事。
みなさんはどんなイメージをお持ちでしょうか?
自由にどこでも仕事ができそうなイメージでしょうか?
でも普段からたくさんの文章を書くわけではないし、読み手を惹きつける文章を書く才能もない。
興味はあるけれど本当に自分にもできるものか、やってみたら具体的にどんなメリット・デメリットがあるのだろう?
そんなことを思っている方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、これを読めばwebライターのメリット・デメリット・具体的な始め方が分かるように、まとめました。
ぜひ、最後までご覧になって、webライターの仕事やメリット・デメリットを知り、仕事を始めるきっかけにしていただければと思います。
webライターのメリット
まず始めに、webライターのメリットについてご紹介します。
5つのメリットは、時間・場所に融通が効く、初期投資が少ない、情報収集力、わかりやすく説明する能力が身につく、仕事の幅を広げていけることです。
時間・場所に融通が効く
会社員と違って拘束時間もなく、自分の好きな時間に好きなだけ仕事ができます。
会社員のように、定時まで在籍する必要はありません。
また、場所も家、カフェ、コワーキングスペースなど、自分のお気に入りの場所で自由に働くことができます。
初期投資が少なく始められる
初期投資が少ないので、手軽に始められるのもwebライターの魅力の一つです。
パソコンやインターネット環境があれば、誰でも簡単に始めることができます。
パソコンを持っていない場合でも、文章を書くことがメインのため、性能にこだわる必要はなく、中古のものでも十分対応できます。
また万が一、挫折してしまっても、パソコンは他の仕事でも使うこともできますし、プライベートで普段使いすることもできます。
他の使い道もありますので、失敗しても損失は少なく済むでしょう。
情報収集力が身に付く
ライティングをするにあたって、自分の馴染みのない分野の記事を書くこともあります。
ですが調べることで知識の幅が増え、新しい発見に繋がり、他の記事を書くときにもプラスになります。
人に分かりやすく説明するスキルが身に付く
webライターは誰もが読んで分かる文章を書く必要があります。ライティングを通して次のような力を身につけることができますよ。
- 分かりやすい内容とは何か
- 論理的思考力
現役会社員の方にとっては営業・プレゼンテーションだけでなく、普段のメールでのやりとりでもきっと大きなメリットになるはずです。
私自身も感じていることですが、普段人と話すときに頭が真っ白になって緊張してしまう人も、書いて言語化することで、話しやすくなりますよ。
ブログ・シナリオ作成など仕事の幅を広げられる
Youtubeのような動画サイトやSNSでも動画が主流となっている現代で、インターネットの記事はもう古いのではないか、と思う方もいると思います。
しかし、インターネット上でライティングを必要とする仕事はたくさん存在し、それを外注される方もたくさんいらっしゃいます。
以下は、webライティング関連の仕事の一例です。
- 企業が運営するサイトのコラム記事
- インタビュー・取材記事
- キャッチフレーズ・コピーライティング
- 編集・校正・リライト
- シナリオ作成・脚本制作
- インターネットで販売する商品の説明文
また、自身でブログを運営し、収益化する人もいますので、ライティングを通して必要とされる仕事は幅広く、大きなメリットと言えるでしょう。
webライターのデメリット
ここからはwebライターのデメリットについて5つ紹介します。
5つのデメリットは、最初は単価が低い、ライバルが多い、最初は作成時間が掛かる、自己管理能力の難しさ、眼や肩が疲れることです。
最初は単価が低い
最初はwebライターの経験や実績がないので、高単価の案件を取るのは難しいです。
最初は自分にできそうな初心者向けの案件から実績を作り、勉強期間と心得て取り組むようにしましょう。
ライバルが多い
webライターのメリットでも挙げた、初期投資が少なくてすむ反面、デメリットは参入する方も多いです。
一つの案件に何十人もの応募が入ることも多いので、募集倍率が高く、案件獲得に苦労することも多いでしょう。
最初は作成時間が掛かる
慣れない作業のため、最初は情報収集も効率よく行えない・知識も少ないので調べるのに時間も掛かります。
また、クライアントの指示に従って書くので、すべて自由に書けるわけではありません。
しかし、webライターの仕事をコツコツ続け、少しずつ実績を積むことで情報量も増え、書くスピードをあげることができるようになります。
自己管理ができないと納期管理ができず苦しむ
場所や時間にとらわれない反面、自分で納期を管理し、計画的に作業を進める必要があります。
一度に多くの案件を抱え込みすぎて納期の遅延・確認不足による誤字脱字の多発はクライアントとの信頼関係の構築が難しくなり、今後の仕事に支障が出ます。
無理をしすぎないようにスケジュールに余裕を持って仕事に取り組むようにしましょう。
万が一納期に間に合わない場合は、事前にクライアントへ相談し、納期調整できるか、その場合いつまでに納品できるのかをきちんと伝えるようにしましょう。
眼や肩が疲れる
長時間パソコンと向き合うことになりますので、慢性的な眼の疲れや肩こりに悩まされるというデメリットもあります。
運動不足にもなるので、適度に休憩・体を動かすように心掛けましょう。
5ステップで学ぶ!webライターの始め方
ここからは、webライターの具体的な始め方を5つのステップで紹介していきます。
それぞれのステップについて、詳しく説明していきますね!
ステップ1:作業環境を整える
まずは、webライターを始めるにあたって作業環境を準備しましょう。
必要なもの・準備しておいた方がよいものは以下の通りです。
- パソコン
- インターネット回線(wi-fi)
- ライティングソフト(Word、Googleドキュメントなど)
- メールアドレス・チャットツール
- 銀行口座(報酬受け取り用)
webライターの仕事は主に文章を書く仕事なので、パソコンは動画編集などで使うような高性能なパソコンは必要ありません。
また、クライアントとの連絡手段となるメールアドレスやチャットツール、銀行口座はプライベートで使用しているものと分けておくとあとで管理がしやすいですよ。
すでにパソコンを持っている方は新しく買い揃える必要もなく、すぐに始められるのではないでしょうか。
ステップ2:webライティング関連の本を読む
ライティングの基本を押さえるべく、初心者向けのwebライティング関連の本を一冊読むとよいでしょよう。
実際に「書く」ことが経験を積む上でも重要ですので、何冊も読み比べる必要はありません。
一通り読むことができたら、書く作業を始めるようにしましょう。
ステップ3:執筆トレーニングを行う
webライターの始め方を知っても、いきなりたくさんの文章を書けないという人も多いと思います。
そこで、執筆トレーニングを行うとよいでしょう。
自分でブログを立ち上げ、最初は何でもいいのでまず文章を書いてみてください。
2,000文字くらいの文章をまず10本書いてみて、文章のボリューム感覚を実際に書いてみることを肌で感じてください。
webライターの仕事は想像以上にたくさんの文章を書くことになります。
自分がこの仕事に向いているか、やっていけそうかを知る、お試し期間にもなりますので、下積みにはなりますが、チャレンジしてみてください。
ステップ4:クラウドソーシングサイトに登録・設定
次に仕事の始め方として、最初はクラウドソーシングサイトで仕事を受注する方法が最も多いです。
代表的なクラウドソーシングサイトを3つ紹介しますね。
- クラウドワークス
- ランサーズ
- ココナラ
執筆トレーニングと並行して、実際にどんな案件が募集されているか、自分にできそうな仕事はないかチェックしてみましょう。
また、プロフィール設定では自分のスキルや経歴をできるだけ詳しく書くようにしましょう。
実績が積み上がってくると、応募しなくてもスカウトや仕事の相談を受けることもあります。
その際にプロフィール欄を充実させておくと、案件獲得の幅も広がります。
実際に案件に応募している方たちのプロフィールなども参考にして、充実したプロフィールを作成してみてくださいね。
ステップ5:受注・執筆・納品
自分にできそうな案件を見つけたら、迷わず応募してみてください。
最初は応募しても受注できないこともあるかもしれませんが、落ち込まずにどんどん挑戦していってください。
webライターの報酬制度は文字単価または記事単価での設定が多いです。
文字単価は未経験ライターなら0.5円前後が一般的です。
経験を積んでまずは文字単価1円を目指してください。
文字単価1円なら、5,000文字の記事を書けば、5,000円の報酬がもらえます。
(そこからクラウドソーシングサイトのシステム利用料が差し引かれます。)
ただし、中には悪質なクライアントもいるので、仕事内容・クライアントの評価なども必ずチェックするようにしてください。
そして無事受注できたらクライアントとのコミュニケーション(即レスを心がける)納期厳守には気をつけてください。
顔が見えない相手と仕事をするのでお互い不安になります。
対応がよく、仕事の質がいい人とは今後も継続的に仕事をもらえる可能性も高くなります。
webライターに関わらず、私の経験上、会社でも対応が早く、質の高い仕事をする人は周りからの評価は抜群に高く、仕事を任せらることが多いです。
5つのステップに分けてwebライターの始め方について紹介しましたが、大切なのは完璧に準備ができてから始めるのではなく、ある程度準備ができたら始めてみてください。
始めてみて勉強不足だと感じたら、本をもう一冊読んでみたり、ライティング講座を受けてみる、など軌道修正しながら進める方が成功への近道です。
ぜひ、めげずにがんばって始めてみてくださいね。
まとめ
- webライターの5つのメリットは、時間・場所に融通が効く、初期投資が少ない、情報収集力、わかりやすく説明する能力が身につく、仕事の幅を広げていける
- webライターの5つのデメリットは、最初は単価が低い、ライバルが多い、最初は作成時間が掛かる、自己管理能力の難しさ、眼や肩が疲れる
- webライターの始め方は、ネット環境を整えることやクラウドソーシングサイトに登録することなど5ステップある
webライターのメリットはなんといっても誰でも気軽に始めやすいことです。
とは言っても、最初は一人パソコンに向き合い、孤独でつらく、webライターとしてのメリットを感じられないかもしれません。
もちろん、デメリットもありますが、それを心得た上で実績を積んでいけば、メリットを最大限活かせるようになり、徐々に誰でも稼げるようになります。
また、自分で案件受注から無事納品できた達成感は格別なものになるはずです。
大切なのは完璧に準備ができてから始めるのではなく、ある程度準備ができたら始めてみるということ。
この記事がみなさんのwebライターを始める最初の一歩になればとてもうれしく思います。
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